ラグジュアリー or スポーツ レンジローバースポーツ AutobiographyとHSTグレードの違いを徹底比較!
2025.08.08
ランドローバーの中でも特に人気の高い「レンジローバースポーツ」。
その中でも「Autobiography(オートバイオグラフィ)」と「HST」は、どちらも高級仕様で魅力的なグレードですが、性格や装備に明確な違いがあります。
この記事では、それぞれのグレードの特徴を徹底比較し、どんな人にどちらのグレードが向いているのかをご紹介します。
目次
AutobiographyとHSTの基本的な違い
まずは、それぞれのグレードがどのようなコンセプトで設計されているのかを押さえておきましょう。
Autobiography(オートバイオグラフィ)
Autobiographyは、レンジローバーシリーズの中でも「最上級仕様」として位置づけられているグレードです。
ラグジュアリー性、快適性、質感を徹底的に追求したモデルで、ビジネスユースや長距離移動を快適に過ごしたい方に向けた内容になっています。
HST(エイチエスティー)
HSTは、Autobiographyほどのラグジュアリー装備はないものの、よりスポーティかつ個性的な外観と走行性能を重視したグレードです。
特別仕様車的な立ち位置で、スタイルや運転の楽しさにこだわりたいユーザーに人気があります。
エンジン性能の違い|同じP400でもチューニングに違い
日本市場で主に流通している両グレードには、3.0L直列6気筒インジニウムターボエンジン(P400)が搭載されています。
これはマイルドハイブリッド(MHEV)システムを組み合わせた最新のパワートレインで、最高出力は400ps前後、トルクは550Nm程度となります。
スペックは共通でも、HSTはサスペンション設定やハンドリング特性がスポーツ寄りにチューニングされており、よりダイナミックなドライビングフィールを楽しむことができます。
一方でAutobiographyは、あくまで快適で上質な走りを重視。
高速域でも静かで穏やかなドライブを提供してくれます。
エクステリアの違い|ラグジュアリー・スポーティー
両グレードを見た目で区別するポイントも多くあります。
Autobiography 外観
-
メッキ加飾が多く、上品で落ち着いた印象
-
大径ホイール(21インチまたは22インチ)が標準装備
-
ボディカラーの選択肢も多彩
-
外装バッジやサイドベントが高級感を演出
HST 外観
-
ブラックパック標準装備(グリル、ドアモール、エンブレムが黒仕上げ)
-
専用ホイール(ダークグレー/ブラック系)が標準
-
より精悍でアグレッシブなルックス
特に「ブラックパック」と呼ばれる黒仕上げのパーツがHSTの大きな特徴。
全体的に引き締まった印象で、スポーツSUVらしい雰囲気を演出します。
インテリアの質感と装備の違い
Autobiography 内装
-
セミアニリンレザーやウッドパネルなど高級素材をふんだんに使用
-
運転席・助手席ともにマッサージ機能付きの電動シート
-
後席にもシートヒーター&ベンチレーションを装備
-
Meridianシグネチャーサウンドシステム(最上級)
HST 内装
-
スポーツシート仕様(高いホールド性)
-
カーボン調トリムやダークアルミ加飾
-
パドルシフトやステアリング加飾など、走りを意識した装備
-
Meridianサウンドは標準ながら上位仕様ではない
HSTは装備面ではやや簡素化されているものの、必要十分な機能は確保されており、コストパフォーマンスは高い印象です。
走行支援・快適装備の違い
Autobiographyはすべての先進運転支援装備が標準搭載されており、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、3Dサラウンドカメラなどが含まれます。
HSTも同等の装備がほぼ標準ですが、一部オプション扱いになっていることもあります。
安全面に大きな差はありませんが、Autobiographyの方が装備の充実度は上と言えるでしょう。
価格の違いとコストパフォーマンス
日本市場の参考価格帯は以下の通りです。
-
Autobiography:1,500万円〜
-
HST:1,300万円〜
価格差は約200万円前後ですが、その分Autobiographyには高級装備がふんだんに盛り込まれています。
予算に余裕があり、「最高の快適性とラグジュアリー性」を求めるならAutobiographyがベストな選択です。
HSTは価格を抑えつつ、デザイン性とスポーツ性能が両立されているため、若々しく個性的なレンジローバーを楽しみたい方におすすめです。
AutobiographyとHST|どちらを選ぶべき?
項目 | Autobiography | HST |
---|---|---|
方向性 | ラグジュアリー重視 | スポーツ&個性重視 |
エンジン | P400(同じ) | P400(同じ) |
足回り | 快適性重視のセッティング | スポーツ寄りに調整 |
外装 | 上品で高級感 | ブラックアウトで精悍 |
内装 | 最上級素材・快適装備充実 | スポーツ仕様で簡潔 |
装備 | フル装備(オプション不要) | 必要十分、コスパ良し |
価格 | 高価格帯 | 少し抑えめ |
Autobiographyはこんな人におすすめ
-
高級車としての品格・快適性を重視したい
-
長距離移動や家族利用を想定している
-
最上級モデルにこだわりたい
HSTはこんな人におすすめ
-
スポーティで個性的なSUVを求めている
-
ブラックアクセントのあるデザインが好み
-
コストパフォーマンスを重視したい
どちらのグレードも魅力的であり、レンジローバースポーツというクルマの本質である「ラグジュアリーとダイナミズムの融合」をしっかり体現しています。
ご自身のライフスタイルや好みに応じて、ぜひ最適な一台を選んでください。
当店では、レンジローバー スポーツの販売実績も豊富にあり、お客様のご希望に沿った車両のご提案が可能です。
気になるグレードがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
レンジローバー スポーツ お問い合わせ
レンジローバースポーツ ギャラリー