ディフェンダーはなぜ高く売れる?リセールが強い理由とは?
2025.09.01
ランドローバー ディフェンダーは、その無骨で力強いスタイリングと卓越したオフロード性能で世界中のファンを魅了しているSUVです。
特に2020年にフルモデルチェンジを果たした新型ディフェンダーは、クラシカルなデザインを現代的にアレンジし、都会からアウトドアまで幅広いシーンにマッチする一台として高い人気を獲得しています。
そんなディフェンダーを検討するうえで、多くの方が気になるのが「リセールバリュー」ではないでしょうか。
輸入車の中でもディフェンダーは比較的リセールが良いとされますが、その背景にはいくつかの理由があります。
今回のブログ記事はは、中古市場の傾向やモデル別の違い、将来的な資産価値の見通しまで、詳しく解説していきます。
目次
ディフェンダーはなぜリセールが強いのか?
1. 世界的な需要の高さ
ディフェンダーは欧州や北米はもちろん、日本国内でも根強い人気があります。
特にSUV需要が高まる中で、オフロード性能と高級感を兼ね備えたディフェンダーは、ランドクルーザーやメルセデス・ベンツGクラスと並んで安定した中古市場を形成しています。
需要が高い=中古価格が落ちにくいという好循環につながっています。
2. 生産台数が限られている
トヨタやホンダのように大量生産される国産SUVと異なり、ディフェンダーはそもそも流通台数が限られています。
新車の納期が長期化するケースもあり、中古車を探すユーザーが多いのが実情です。
供給不足はリセールを押し上げる大きな要因となります。
3. モデルチェンジのサイクルが長い
ランドローバーは頻繁にモデルチェンジを行わないブランドです。
特にディフェンダーは、旧型が約70年にわたって愛され続けたという歴史を持ちます。
そのため、新型も長期間販売されると予測され、大幅なデザイン変更がないことから、中古相場が急落しにくい傾向にあります。
ディフェンダー グレード・ボディタイプ別リセールの違い
ディフェンダー90(3ドア)
コンパクトでスタイリッシュな3ドアモデル。台数が少なく希少性が高いため、状態の良い車両は高額査定が期待できます。
ただしファミリーユースより趣味性が強いため、需要は一部に集中する傾向があります。
ディフェンダー110(5ドア)
国内で最も人気があるのが5ドアの110です。
使い勝手の良さから需要が高く、中古市場でも安定した取引がされています。リセールを重視するなら最も堅実な選択肢といえるでしょう。
ディフェンダー130(ロングボディ)
3列シートを備えた130は、ランドクルーザーやLXと比較されることも多いモデルです。
新車価格が高い分、リセールも期待できますが、流通量がまだ少ないため相場はやや不安定。今後の動向に注目です。
リセールが良いのはやはり110モデル。
海外はもとより国内ユーザー様も圧倒的に需要が強いのが110モデルとなります。
ディフェンダーのモデルについてはこちらの記事をご覧ください↓
ディフェンダー エンジンタイプによる違い
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ディーゼルモデル(D300など)
燃費とトルク性能のバランスが良く、日本市場でも人気。維持費の安さからリセールは安定傾向。
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ガソリンモデル(P300・P400など)
パワフルな走行性能が魅力。燃費面では不利ですが、都市部のユーザーに支持されており需要は高め。
現時点では海外への輸出はガソリンモデルの方が需要が高まっております。
理由としては、海外ではガソリン価格が安定しているため、燃費を気にするユーザーも少ないのと、各国での関税にてガソリンモデルの方が関税が安かったり、
輸入が可能だったりと各国での法律の違いによって相場の変動があります。
現時点(2025年9月時点)でのリセールはガソリンモデルが高いですが、海外の輸出状況により変動があるため、安心なのはディーゼルモデルではないでしょうか?
他のSUVと比較したリセール
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トヨタ ランドクルーザー300
世界的な圧倒的人気で、リセールはトップクラス。
ただし新車価格と中古価格の乖離が大きいため、あえてディフェンダーを選ぶユーザーも多い。
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メルセデス・ベンツ Gクラス
ディフェンダーと同じ“本格オフローダー”として比較されます。
Gクラスはブランド力と希少性から驚異的なリセールを誇りますが、価格帯が大きく異なるため、コストパフォーマンスではディフェンダーが優位なケースもあります。
ディフェンダーのリセールを高めるポイント
リセールを高めるポイント(1) 人気色を選ぶ
ブラック、ホワイト、グレーなど定番カラーは中古市場で需要が高く、高値が付きやすいです。個性的な限定色も一部でプレミア化する可能性があります。
内装のカラーも重要です。
ブラックやビンテージタンカラーが人気です。
ディフェンダーのカラーについての解説ブログはこちら↓
リセールを高めるポイント(2) オプション装備を厳選する
パノラマルーフやエアサスペンション、22インチホイールなどはリセールにプラス効果あり。
オプションはあればあるだけリセールが強くなります。
このようなオプションの有無の車両を探すのは中古車の魅力だからです。逆に過剰なカスタムは評価が下がる場合もあるため注意が必要です。
ディフェンダーのオプションについての解説ブログはこちら↓
リセールを高めるポイント(3) 定期的なメンテナンス記録を残す
輸入車は整備履歴が重視されます。
正規ディーラーでの点検記録がある車両は査定で有利になります。
タイヤ溝、状態などもリセールには影響します。
ディフェンダーの将来的な資産価値の見通し
電動化の波が押し寄せる中で、ピュアなエンジン搭載モデルは希少価値を増す可能性があります。
特にディーゼルや高出力ガソリンエンジン搭載モデルは、中古市場でプレミア化する可能性も。
さらに、限定仕様車や初期モデルはコレクター需要によって長期的に価値が維持されることが期待されます。
まとめ
ランドローバー・ディフェンダーは輸入SUVの中でもリセールが強く、資産価値を重視する方にとって魅力的な選択肢です。
モデルやグレードによって差はあるものの、需要の高さ・生産台数の少なさ・独自のブランド価値といった要素が相まって、安定した中古市場を築いています。
「いつか手放すかもしれない」という視点を持つなら、人気の110ボディ、定番カラー、実用性の高いオプションを選ぶのがベスト。
さらに正規ディーラーでのメンテナンスを欠かさなければ、高額査定も十分に狙えるでしょう。
ディフェンダーは単なる移動手段ではなく、所有すること自体がステータスであり、ライフスタイルを彩る一台。その魅力はリセール市場においても証明され続けています。
仕様にこだわったディフェンダーを中古車で探すのも1つの楽しみです。
中古車は1点もの。あなただけのディフェンダーを探してみてはいかがでしょうか?
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